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オーナーインタビュー 合同会社リトルビーズ

格安レンタカーFC加盟一年生の挑戦

異業種参入
合同会社リトルビーズ
代表
高梨 善規 様

大和駅前店

現場は若者に任せた!格安レンタカーFC加盟一年生の挑戦

コロナの2020年10月オープンにもかかわらず、2ヶ月後の12月には単月の売上目標を達成した「ガッツレンタカー大和駅前店」
運営するのは合同会社リトルビーズです。もともと別の法人で新聞販売の事業をしてきたオーナーがなぜ異業種であるガッツレンタカーに加盟し、コロナ禍にもかかわらず早期に単月の目標売上を達成できたのでしょうか。
代表の髙梨善規オーナー(写真右)と長男の寛泰店長(写真左)に話をお聞きしました。

新たな事業を模索するなかで出会ったガッツレンタカー

「11年前に千葉県で新聞の販売所を立ち上げたのですが、3〜4年前から新たな事業を探してたんです。
そんなタイミングでたまたま『ガッツレンタカー』を利用する機会があって。低価格な料金設定や長期レンタルに特化している点など、他にはないシステムに魅力を感じたんです。これまでレンタカー事業は経験がなく、売上が見込めるのか不安ではあったんですが、2020年6月に加盟することにしました」(善規オーナー)

そう話すのは、「ガッツレンタカー大和駅前店」の髙梨善規オーナー。ガッツレンタカーのフランチャイズに加盟する際に設立した、合同会社リトルビーズの代表を務める人物でもあります。

そんなリトルビーズの他にも、別法人で10年以上に渡って新聞の販売店を運営しているという善規オーナー。ガッツレンタカー加盟の背景には、若年層を中心とした新聞離れがあるといいます。

「担当しているエリアは地域柄、全国的にみても人口が増えているエリアなので、10年前と比べても1割くらいしか部数は減っていません。とはいえ、ゆるやかにですが減っていることは確かなので、違うかたちで地域の方たちのお役に立てることは何かないかと、メインの新聞事業とシナジーのあるビジネスを模索していました」(善規オーナー)

そんな善規オーナーに大きな転機が訪れます。それは、どこの家庭にもよくある、ごくごく日常の出来事がきっかけでした。

自身がユーザーとして利用し、今後も伸びると感じて加盟を決意
「ある時、次男がゴルフに行くということで、自宅の車を使いたいという話になったんですが、その時は私の乗る車がなくなるので貸すことができなかったんです。事情を伝えたら、代わりにとレンタカーを借りてきてくれたんですが、そのレンタカー店というのが『ガッツレンタカー』でした」(善規オーナー)

そのガッツレンタカーは、2015年にフランチャイズ展開をスタートさせると、格安で長期貸しという形態から支持を集め、5年半で250店舗を突破するなど、地域の人の生活に根付くサービスとして急成長しているレンタカービジネスでした。

「まずレンタル料金を聞いてびっくりしましたね。なにせ、そのとき借りた『A-2』というクラスは24時間で2750円(税込)ですから。あとで確認したら一番安いクラスの『A-1』だと24時間2200円(税込)だったんです。

その日の買い物だけとかで使うならタイムズのカーシェアなども伸びていて、車は所有からレンタルに移り変わりつつあるので時代にはあっているし、この料金とシステムだったら、今後ももっと伸びるはずだと思いました。詳しく調べていたらフランチャイズ加盟店を募集していることを知り、事業説明会に参加しました」(善規オーナー)

その事業説明会で、事業の説明のほか既存店の実際の売上なども開示され、『これならいける』と手応えを感じたことから、2020年6月に新たな事業として「ガッツレンタカー」のフランチャイズに加盟することになった善規オーナー。そこで彼が店長に抜てきしたのが、長男の寛泰店長でした。

「もともとはメインの新聞の販売業と、数年前に始めた軽貨物運送の事業をやっている千葉県内で事業を探していましたが、千葉エリアはすでに加盟店が多かったこともあり、神奈川県の大和エリアがいいのではないか、と本部から提案をいただいたんです。ちょうど神奈川には長男(店長)が住んでおり、場所のイメージもつかめたので、大和エリアでも現場を任せるカタチで挑戦できるのではと思い、長男に相談しました」(善規オーナー)

「急な話でしたが、これまで経験したことのない新しい世界に飛び込むチャンスだと思い、ガッツレンタカーの店長として働くことに決めました。ただ、現在もなんですが、市役所で任期のある仕事をしておりフルコミットができないんです。なので、仲間が必要だと思い、高校・大学時代からの親友二人に声をかけさせてもらうところからスタートでした。

私と父も含め4人、レンタカー事業について、なんの知識もない状態でしたが、こんなに丁寧に洗車するのかって驚いたりしながら、2週間の研修で自信を持って働くところまで成長できました」(寛泰店長)

「名古屋の直営店での研修には私も参加させてもらったのですが、同時期にオープンする兵庫県の店舗の方と研修が一緒でしたので、オープン後の今でも店舗の売上はどうですかとか、最近どうですかとか、近況についても連絡を取らせてもらっています」(善規オーナー)

そうして当初希望していた地元の千葉県ではないものの、大和エリアで物件も無事に決定。2020年10月にオープンしたのが「ガッツレンタカー大和駅前店」です。しかし、当時は新型コロナウイルスが猛威を振るい、感染者が後を絶たない状況。いったい、どんなスタートを迎えたのでしょうか。

車の台数増加の躊躇から、3ヶ月後には予約で溢れる状態に!!

「観光地でレンタカー事業を営んでいる方々が大変という報道もあったりと、未経験ですし、少なからず不安はありました。でもガッツレンタカーは観光需要ではなく、地元の方たちの足として利用されることが多いですからね。大和駅前店もエリア柄、観光というよりは普段利用のお客さまがメインターゲットだと見込んでいましたので、そこまで問題視はしていませんでした」(善規オーナー)

すると、善規オーナーの読みが大当たり。オープン前に折り込みチラシやポスティングはもちろん、ガッツレンタカー本部が得意とするWeb集客を実施した結果、オープン初日から集客することに成功。初月から目標売上の90%に到達するなど、幸先の良いスタートを切ります。

「本部からは『条件の良い立地』と言われていたのもあって、100%を狙っていたんですけどね。オープン翌月の11月も同じく目標の90%くらいの売上でした」(善規オーナー)

しかし、12月になると繁忙期も重なって予約が込み合い、単月の目標売上の100%を達成。むしろ、貸し出す車がないことから、予約を断る必要も出てきたといいます。

「もともと本部からは『台数を増やせばその分、売上も増えるから台数を増やしませんか』と提案もありましたが、当時はまだ車両が余っている状態だったので台数を増やす決断ができなくて……。でも、12月に入って車両が足りなくなりお断りせざるを得ない状況が出てきて、『増やしておけば良かった』というのはありましたね」(善規オーナー)

そうして年が明けた2021年1月以降、少しずつレンタカー台数を増やしながら規模を拡大。「ガッツレンタカー大和駅前店」は、シミュレーションに近い利用者を獲得していきます。その裏には店長をはじめスタッフのある工夫がありました。

現場スタッフの地道な努力が売り上げアップに大きく貢献!
「1月は閑散期って聞いていたので、年明けから手が空いたときには積極的にポスティングをするようにしていました。最初は店舗の周辺エリアだけだったのですが、少しずつエリアを拡大していったのが実を結んでいきましたね。

車両台数も開業当初は35台でスタートしたんですが、その後10台、15台と少しずつ増やしていきました。いまは65台まで増えました」(寛泰店長)

こうして開業当初と比べると倍近くの車両を抱え、運営しているガッツレンタカー大和駅前店。コロナ下にも関わらず、順調に規模を拡大している理由には、ガッツレンタカーの競合優位性が大きく関係しています。

多くのレンタカー店では、短期利用の観光客をメインのターゲットとしているため、コロナ禍を境に需要が減少しました。一方、ガッツレンタカーは短期ではなく、中・長期のレンタルに特化しているため、メインターゲットは観光客ではなく、地元の方々。日常の足としてガッツレンタカーを利用するため、コロナの影響をほとんど受けないのです。

「ガッツレンタカーはビジネス利用も多くあります。なかには、コロナを理由に従来の電車移動をあらため、車移動に切り替えたという法人利用の企業さんもいます。ほかにも社用車として、複数台ご利用いただいている法人もありますよ」(寛泰店長)

こういった長期的な利用を可能としているのがレンタル料金です。ほかの格安レンタカー店と比べても、群を抜いた安価な料金でレンタルできるのも、ガッツレンタカーが選ばれる理由のひとつといえます。

しかし、「ガッツレンタカー大和駅前店」の躍進は、そういった競合優位性のみでなしえた結果ではありません。寛泰店長をはじめ、現場のスタッフの地道な努力があったからこそなのです。

「実際ちょっと遠くてもリピートいただけたりもするんです。リピーターさんを増やすためにフランチャイズっていう決められた仕組みのなかで、どこまでだったら対応できるのかなどを考えるようにしています。基本的なところですが、やはり元気な接客を心掛けたり声掛けをしたり、『また来たい!』と思っていただけるような接客は大切にしたいですね」(寛泰店長)

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