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株式会社インザライフ代表取締役
コラム

車検工場の代車をレンタカーへ!整備技術で稼ぐ収益化の極意と損保請求術

「代車の維持費、なんとかならないか……」 日々、整備や車検でお客様のカーライフを支えている経営者の皆様にとって、10台、20台と抱える代車のコストは頭の痛い問題ではないでしょうか。

「お客様のために無料で出すのが当たり前」「必要経費だから仕方ない」と割り切ってはいても、毎年の自動車税や保険料、消耗品費を合算すると、その金額は工場の利益を確実に圧迫しています。
しかし、もしその「持ち出し」でしかなかった代車が、毎月安定した利益を生む「稼ぎ頭」に変わるとしたらどうでしょう?

本記事では、整備工場だからこそ実現できる「レンタカー事業による収益化モデル」を徹底解説します。
これは単なる副業のすすめではありません。

法的なリスクを回避し、損保会社へ正当な費用請求を行うことで、経営体質を根本から強化するための実務的なノウハウです。
「わナンバー化の手続きは難しい?」「有料にしてお客様は離れない?」といった現場の疑問にも、プロの視点で明確にお答えします。

この記事でわかること

  • 整備工場がレンタカー事業で高収益を出せる「構造的な強み」
  • 無料代車を有料化しても顧客満足度が上がるサービス設計の秘訣
  • 事故代車で損保会社へ「正規料金」を請求するための法務知識
  • 現場スタッフに負担をかけない運営と在庫管理のオペレーション
  • 最短で事業を軌道に乗せる「ガッツレンタカー」加盟のメリット

コストを利益に変え、次の時代も地域で選ばれる工場であり続けるためのヒントを、ぜひ持ち帰ってください。

 

車検工場の代車を収益源に!整備・車検とレンタカー事業の相乗効果

 

長年、地域に根ざして整備車検事業を営まれている経営者様の多くが、ある共通の悩みを抱えています。
それは「代車の維持管理コスト」です。お客様にを預けていただく以上、足を確保するための代車は不可欠なサービスですが、その費用対効果を厳密に計算したことはあるでしょうか。

本セクションでは、これまで「持ち出し」でしかなかった代車を、確実な「収益源」へと転換するためのロジックを解説します。
レンタカー事業を既存の工場運営に組み込むことが、なぜ今の時代に理にかなっているのか、その相乗効果を紐解いていきましょう。

 

無料代車が経営を圧迫する「コストセンター」の正体

 

結論から申し上げますと、無料で貸し出している代車は、経営における完全な「コストセンター(利益を生まない費用発生源)」であり、適正化しない限り工場の利益率を下げ続けます。
多くの経営者様は「代車は販促費の一部」「お客様へのサービスだから仕方ない」と割り切っていますが、その実態を数字で見ると無視できない金額になります。

例えば、軽自動車の代車を15台保有しているケースで考えてみましょう。

  • 車両維持費:自動車税、重量税、自賠責保険、任意保険(業務用・年齢条件なし等)。
  • 消耗品費:タイヤ、オイル、バッテリー、ワイパー等の交換費用。
  • 管理コスト:洗車、車内清掃、配車手配にかかるスタッフの人件費。
  • 機会損失:もしその車両を代車ではなく、中古車として販売していれば得られたはずの利益。

これらを合算すると、車両1台あたり年間で数十万円単位のコストがかかっているケースも珍しくありません。
15台あれば、年間数百万円の利益が「無料サービス」という名目で消えていることになります。

さらに、近年は車両価格の高騰や任意保険料の値上げも続いており、コスト負担は年々重くなっています。

また、無料代車には「顧客心理による隠れたコスト」も存在します。
「タダで借りているボロい車」という認識を持たれると、車内を汚されたり、ガソリンが減ったまま返却されたり、あるいは返却期限を守られなかったりといったトラブルが発生しやすくなります。

これらはすべて、スタッフの余計な工数(清掃や催促の電話など)となり、本来注力すべき整備業務の時間を奪っています。

このように、無料代車は金銭的な支出だけでなく、業務効率の低下という見えない損失も生み出しているのです。
この構造を根本から変える手段が、代車の「レンタカー(わナンバー)化」です。

 

自社でメンテナンスが完結する整備工場ならではの圧倒的優位性

 

新たにレンタカー事業を始めるにあたり、整備工場は他業種にはない圧倒的なアドバンテージを持っています。
それは「車両の維持管理(メンテナンス)をすべて内製化できる」という点です。

これが、車検工場がレンタカー事業で高収益を叩き出せる最大の理由です。

一般的なレンタカー会社の場合、車両の点検、オイル交換、車検、修理などはすべて外部の整備工場に委託します。
つまり、売上原価の中に多額の「外注整備費」が含まれます。

しかし、皆様のような整備工場であれば、これらの作業を工場の空き時間や既存スタッフの手で行うことができます。
部品代などの実費のみで車両を維持できるため、損益分岐点が極めて低くなります。

 

コスト項目 一般的なレンタカー会社 整備工場・車検工場
車両調達 新車リースやオークション(外注仕入れ) 下取り車や安価な中古車を自社整備で再生
整備・点検 外注費が発生(通常料金) 内製化により原価のみ(部品代+社内工数)
車検費用 外注費が発生 自社ラインで通すため法定費用+最小限のコスト
清掃・管理 専任スタッフが必要な場合も 既存スタッフが空き時間に実施可能

 

また、車両の調達においても強みがあります。
お客様から「もう値段がつかないから廃車にしてほしい」と頼まれた車や、下取りで入ってきた低年式の車両を、プロの技術でしっかりと整備し、レンタカーとして蘇らせることが可能です。

仕入れコストを限りなくゼロに近づけつつ、安全な車両を提供できるのは、技術力のある整備工場だからこそできる「錬金術」と言えるでしょう。

さらに、万が一の故障や事故の際も、自社で即座に対応・修理が可能です。
これにより、車両の稼働停止期間(ダウンタイム)を最小限に抑え、機会損失を防ぐことができます。

このように、整備事業とレンタカー事業は、リソースを相互補完し合う理想的な関係にあります。

 

代車管理の工数を削減し、本業の効率を向上させる仕組み

 

「代車を有料化(レンタカー化)すると、お客様が離れてしまうのではないか」「手続きが面倒になって現場が混乱するのではないか」という懸念を抱く経営者様もいらっしゃいます。
しかし、実際にはレンタカーシステムを導入することで、かえって現場のオペレーションがスムーズになるケースが大半です。

まず、有料のレンタカーとして貸し出す場合、貸渡約款に基づいた正式な契約手続きを行います。
免許証の確認、傷のチェック、返却時のガソリン満タン確認などがルール化されます。

これにより、お客様側に「商品を借りる」という適度な緊張感が生まれ、車両の使い方が丁寧になります。
結果として、車内清掃の手間が減り、喫煙やペット同乗によるトラブルも激減します。

また、車検や板金修理で長期間を預かる際、お客様の加入している自動車保険の特約(代車費用特約など)を利用できるケースが増えます。
白ナンバーの代車では保険会社への費用請求が難しい場合が多いですが、正規の許認可を受けた「わナンバー」のレンタカーであれば、正当な代車料金を保険会社に請求できます。

これにより、顧客に負担をかけずに収益を得ることが可能になります。

さらに、最近のレンタカー管理システムは進化しており、予約管理や貸渡証の作成が簡略化されています。
Web予約システムを導入すれば、電話対応の時間を削減でき、顧客も自分の都合の良い時間に空車確認や予約が可能です。

重要なのは、既存の代車をすべて有料化するのではなく、選択肢(オプション)を持たせるという戦略です。
「完全に無料だが古い軽自動車」と「有料だが快適で新しいレンタカー(あるいは保険利用可能なレンタカー)」を使い分けることで、顧客の多様なニーズに応えつつ、収益化のチャンスを逃さない体制を作ることができます。

このように、車検工場レンタカー事業に取り組むことは、単なる「副業」ではありません。
本業である整備工場の資産(技術、設備、人材、車両)を最大限に活用し、コスト構造を改善し、経営体質を強化するための「本業支援策」なのです。

次章では、実際に顧客がどのように料金サービスを感じるのか、マーケティングの視点から解説します。

 

車を借りる顧客の心理とは?納得感のあるレンタカー料金とサービス設計

 

整備工場レンタカー事業を導入する際、最も大きな壁となるのが「これまで無料で貸していた代車を有料にして、本当にお客様は納得してくれるのか?」という心理的な懸念です。
「代車有料化=サービス改悪」と捉えられてしまえば、最悪の場合、顧客離れを引き起こしかねません。

しかし、近年の消費者アンケートや市場動向を分析すると、実は「古くて汚い無料代車」よりも「清掃が行き届いた適切な料金レンタカー」の方が選ばれる傾向が強まっています。
本セクションでは、顧客が借りる際に重視するポイントを整理し、車検工場だからこそ提供できる「納得感のあるサービス設計」について詳しく解説します。

 

「無料」から「あえて有料」へ:顧客満足度が上がる付加価値の提供

 

結論から申し上げますと、代車の有料化は、単なる「値上げ」ではなく「品質保証」として提示することで、顧客満足度を高めるチャンスに変わります。

多くのユーザーは、車検時の代車に対して「動けばいい」という妥協をしつつも、内心では以下のような不満や不安を抱えています。

  • 「車内がタバコ臭くて、服に臭いがつかないか心配」
  • 「ハンドルやシフトノブがベタついていて不快」
  • 「自分の車より明らかに性能が低く、ブレーキの効きが悪くて怖い」
  • 「万が一事故を起こした時、保険がどうなっているのか不明確」

これらは「無料だから文句は言えない」という心理で蓋をされていますが、決して満足しているわけではありません。
ここで、有料化(レンタカー化)と引き換えに、以下のような明確な「付加価値」を提示できれば、顧客は喜んで費用を支払います。

まず、「徹底した清掃と除菌」です。
特に衛生意識が高まった現在、プロの清掃が入ったクリーンな車内空間は大きな売りになります。

次に「禁煙車の確約」です。非喫煙者にとって、タバコ臭のする代車は苦痛でしかありません。
そして「高年式・安全装備の充実」です。

衝突被害軽減ブレーキなどの最新装備が付いた車両であれば、普段乗っている車と同等、あるいはそれ以上の安心感を持って借りることができます。

「無料のボロい車」を押し付けるのではなく、「お客様の安全と快適のために、正規のレンタカーとして管理された高品質な車両を用意しました」というスタンスへ転換するのです。
顧客は「安さ」だけを求めているのではなく、支払う料金に見合う「価値」があるかどうかをシビアに判断しています。

 

地域最安値水準を実現する費用構造と価格戦略

 

では、具体的にどの程度の料金設定にすべきでしょうか。
大手レンタカー会社と同じ価格帯では、ブランド力や立地の利便性で劣るため、勝負になりません。

しかし、皆様のような整備工場には「圧倒的な低コスト運営」という武器があります。

自社で整備車検を行うことで車両維持費を最小限に抑えられるため、「24時間 2,000円台〜」といった地域最安値水準の価格設定でも、十分に利益を確保できます。

効果的なのは、利用シーンに合わせて3つの価格帯(オプション)を用意する「松竹梅」の戦略です。

 

プラン種別 対象・用途 料金設定と狙い
特別優待プラン

(梅)

車検・板金修理の

既存顧客

日額 1,000円〜1,500円

「会員様限定」「入庫時限定」として提示。実質的な維持費+αのレベルに設定し、顧客の負担感を最小限にする。利益よりも「入庫促進」を優先。

一般貸渡プラン

(竹)

近隣住民の足

ビジネス利用

24時間 2,500円〜3,500円(軽自動車)

大手チェーンの半額〜7割程度の戦略価格。地域最安値をアピールし、新規顧客を工場へ呼び込むフック商品とする。

損保対応プラン

(松)

もらい事故などの

保険代車

日額 5,000円〜(保険会社規定)

保険会社が認める適正な代車費用を請求。正規のレンタカー許可を得ているからこそ可能な、最も収益性の高い区分。

 

このように価格を使い分けることで、既存のお客様には「優遇されている」と感じていただきつつ、一般客からはしっかりと収益を上げ、さらに事故代車で大きな利益を確保するポートフォリオが完成します。

 

既存顧客を逃さない!車検・板金利用時へのスムーズな案内手法

 

「仕組みはわかったが、現場のスタッフがお客様にどう切り出せばいいかわからない」という声もよく聞かれます。
スムーズな移行の鍵は、予約受付時のトークスクリプト(台本)にあります。

成功している工場では、決して「代車が有料になりました」とは言いません。
「お客様のご希望に合わせて、代車の種類をお選びいただけます」と案内します。

 

【推奨トーク例】

「今回の車検時の代車ですが、2つのタイプからお選びいただけます。

1つ目は、従来の無料代車です。こちらは年式が古く、喫煙車となる場合がございます。
2つ目は、今回導入したレンタカー代車です。こちらは高年式の禁煙車で、除菌清掃も完了しております。車検のお客様限定で、通常3,000円のところ、特別に1日1,000円でご利用いただけますが、どちらになさいますか?」

 

このように選択肢(オプション)として提示されると、多くの顧客(特に女性や若年層)は、快適さと安心を買うために数百円〜千円程度の出費を惜しまず、自ら有料のレンタカーを選択します。

さらに、ここで必ず確認すべきなのが、自動車保険の「代車費用特約(代車特約)」です。
「お客様の保険証券をお持ちいただければ、特約が使えるか確認いたします。もし特約に入っていれば、お客様の自己負担ゼロで、さらに上のグレードの快適なレンタカーをご用意できます」と提案します。

実際、自身の保険内容を把握していない顧客は多く、プロとしてアドバイスすることで感謝されると同時に、工場側は正規の料金を保険会社へ請求できるため、Win-Winの関係が築けます。

顧客心理を読み解けば、「有料化」は決してマイナスではありません。
適切なサービス設計と案内があれば、それは「より良いカーライフの提案」として受け入れられるのです。

次章では、このビジネスモデルを支える土台となる、法務面での「わナンバー」化のメリットと手続きについて解説します。

 

 

知っておくべき「わ」ナンバー化の法務メリットと損保への費用請求

 

整備工場車検工場を経営する中で、避けては通れないのが事故対応です。
入庫したお客様に代車を提供する際、その車両が「自家用(白ナンバー)」であるか「レンタカー(わナンバー)」であるかによって、経営リスクと収益性は天と地ほどの差が生まれます。

多くの経営者様が「面倒だから」と後回しにしがちな法的手続きですが、ここをクリアにすることで、会社を守る防波堤を築き、同時に新たなキャッシュポイントを生み出すことが可能になります。
本セクションでは、法務と実務の両面からそのメカニズムを解説します。

 

自家用登録(白ナンバー)での代車提供に潜む法的リスク

 

まず、厳しい現実をお伝えしなければなりません。
白ナンバーの代車を有償で貸し出す行為は、道路運送法における「自家用自動車有償貸渡(白レン)」に該当し、法律で厳しく禁止されています。

「うちは代車代をもらっていないから大丈夫」と考えている経営者様も多いですが、実態として車検費用や修理代金の中に「代車使用料」を含んでいたり、あるいは「ガソリン代の代わりに」と金銭を受け取ったりしている場合、当局から「実質的な有償貸渡」とみなされるリスクがあります。

もし違反と認定されれば、営業停止処分や罰金刑など、工場の存続に関わる重いペナルティが課せられます。
さらに恐ろしいのが、万が一その代車で事故が起きた場合の保険適用です。

白ナンバーの車両を業務として貸し出していた場合、保険会社から「使用目的の虚偽告知」や「有償運送の免責事項」を指摘され、任意保険が支払われない可能性があります。
お客様に善意で貸したが原因で、会社が数千万円単位の損害賠償を背負うシナリオも、決して大袈裟な話ではありません。

正規の手続きを経て「わナンバー」化することは、単なる収益化の手段ではなく、経営者として会社とスタッフ、そしてお客様を守るための「コンプライアンス(法令遵守)」の根幹なのです。

 

事故代車としてのレンタカー提供と損害保険会社への正当な請求

 

リスクの話が続きましたが、ここからはポジティブな収益の話です。
レンタカー事業を導入する最大のメリットは、事故時の代車費用を、損害保険会社に対して「正規の事業者」として請求できるようになる点です。

もらい事故(被害事故)などで修理が必要になった際、相手方の保険会社から代車費用が支払われます。
しかし、白ナンバーの代車を提供した場合、保険会社は原則として「代車料」を認めません。

支払われたとしても、1日あたり数千円程度の「謝礼」や「管理費」扱いが関の山です。

一方、国土交通省の許可を受けたレンタカーであれば、約款に基づいた正規の料金を請求する権利が発生します。

 

【収益インパクトの比較例】
軽自動車の板金修理で14日間(2週間)代車を出した場合

■ 白ナンバー代車(サービス代車)の場合
請求額:0円(または謝礼程度)
→ 車両維持費や減価償却費は工場の持ち出し(赤字)

■ レンタカー(わナンバー)の場合
請求額:日額 6,000円 × 14日間 = 84,000円
→ 本業の修理工賃とは別に、純粋な車両収益が加算される

 

このように、1件の事故対応で得られる利益が劇的に変わります。
保険会社側も、正規の許可業者からの請求であれば、社内規定(協定単価など)に基づきスムーズに支払いに応じます。

整備工場は、修理期間をコントロールできる立場にあります。
もちろん不当な引き延ばしはいけませんが、部品待ちなどの正当な理由で工期が延びる際、その期間分のレンタカー料金を確実に収益化できるのは、経営の安定化に大きく寄与します。

 

法律に基づいた「有償貸渡許可」取得の重要性とプロセス

 

「許可申請と聞くと難しそうだ」「行政書士に頼むと費用がかかるのでは」と二の足を踏む方もいらっしゃいます。
しかし、実は皆様のような整備工場にとって、レンタカー許可の取得ハードルは非常に低いのが現実です。

なぜなら、許可要件の中で最も厳格な「車両の整備管理体制」を、すでに自社でクリアしているからです。
一般的な異業種参入の場合、整備管理者の選任や提携工場の確保で苦労しますが、認証工場・指定工場であれば、その要件はすでに満たされています。

主な申請要件とプロセスは以下の通りです。

 

審査項目 整備工場における適合状況
人的要件 申請者が過去に懲役や禁錮刑を受けていないか(欠格事由)。

→ 一般的な経営者であれば問題ありません。

設備要件 営業所と車庫の確保。

→ 既存の工場や駐車場をそのまま活用・登録可能です。

資金要件 事業開始に必要な資金計画。

→ 大規模な設備投資が不要なため、証明は容易です。

保険要件 対人8,000万円以上、対物200万円以上等の加入。

レンタカー専用の任意保険に加入することでクリア。

 

許可申請から許可が下りるまでの期間は、概ね1ヶ月〜2ヶ月程度です。
許可取得後、車両を管轄の陸運局へ持ち込み、登録を「自家用」から「貸渡用」に変更して「わナンバー」の封印を受ければ、晴れてレンタカー事業のスタートです。

また、税制面でもメリットがあります。
レンタカー(営業用)登録の車両は、自家用に比べて自動車税種別割や自動車重量税が安く設定されています。

  • 自動車税(軽自動車):自家用 10,800円 → 営業用 6,900円
  • 重量税(軽自動車・2年):自家用 6,600円 → 営業用 5,200円

 

このように、固定費を削減しながら売上を作る権利を得られるのが「わナンバー化」です。
法的な後ろ盾を得ることで、堂々とお客様に借りる提案ができ、損保会社とも対等に渡り合えるようになります。

次章では、いざ事業を始めた後に陥りやすい失敗を回避し、現場のスタッフが無理なく運営するための具体的なノウハウについて解説します。

 

車検工場がレンタカービジネスで失敗しないための運営ノウハウ

 

「許可を取り、を揃えたものの、予約が入らない」「貸出対応に追われて本業の整備がおろそかになった」――これらは、準備不足のままレンタカー事業に参入した工場が陥りがちな失敗パターンです。

レンタカー事業を成功させる鍵は、精神論ではなく「仕組み化」にあります。本セクションでは、限られた人員とリソースで効率よく運営し、稼働率と収益を最大化するための実践的なノウハウを公開します。

 

稼働率を最大化させる車両ラインナップと在庫管理

 

結論から申し上げますと、車検工場におけるレンタカーの勝敗は、「どの車種を何台用意するか」という在庫戦略の時点で8割が決まります。

まず、車両ラインナップは「地域の需要」と「自社の代車需要」の交差点を狙うのが鉄則です。地方や郊外のエリアであれば、圧倒的に需要があるのは「軽自動車」です。
小回りが利き、燃費が良く、誰でも運転しやすいため、稼働率が高くなります。

維持費(税金・保険・部品代)も最も安く済むため、利益率を重視するなら、在庫の8割を軽自動車にするのが正解です。

しかし、残り2割で「戦略的な車両」を用意することも忘れてはいけません。

  • 軽トラック・軽バン(箱バン):引っ越し、農作業、DIY、あるいは業務車両の故障時の代車として、法人・個人問わず根強いニッチ需要があります。
  • ミニバン(8人乗り等):帰省シーズンや連休の家族旅行用として、高単価でも予約が埋まる「ドル箱」車両です。

 

次に重要なのが「在庫の管理手法」です。多くの失敗例は、代車レンタカーを完全に別物として管理しようとすることで発生します。
そうではなく、すべての車両を「稼働可能な資産」として一元管理する視点が必要です。

例えば、車検入庫が少ない時期は、積極的に一般向けのレンタカーとしてWeb予約枠を開放します。
逆に、車検繁忙期(3月など)は、一般貸出を制限し、代車としての運用を優先します。

このように、需要の波に合わせて「看板」を掛け替える柔軟な運用こそが、自社で車両を持つ整備工場の強みです。

 

既存の工場スタッフで運営を回すためのオペレーション構築

 

経営者が最も懸念するのは「新しい事業を始めると、事務員やメカニックの負担が増えて辞めてしまうのではないか」という点でしょう。
これを防ぐためには、レンタカー業務を徹底的に簡素化し、既存業務の「ついで」にできるレベルまで落とし込む必要があります。

具体的なオペレーション構築のポイントは以下の3点です。

  • 手続きの定型化(マニュアル化)
    貸渡証の作成、免許証のコピー、重要事項の説明。これらを熟練スタッフでなくても5分で完了できるよう、チェックシートを用意します。「これさえ読み上げればOK」という台本があれば、新人スタッフでも対応可能です。
  • 清掃・点検のルーチン化
    返却された車両の清掃は、整備完了車の洗車フローに組み込みます。メカニックの手が空いたタイミングや、雨天で客足が鈍い時間帯を活用すれば、特別な人員配置は不要です。
  • トラブル回避の事前対策
    「ゴミの放置」や「ガソリン未補充」といったトラブルは、スタッフの疲弊原因になります。これを防ぐため、貸出時に「清掃手数料 2,000円」「ガソリン代行手数料 1,000円+実費」といったペナルティ規定を明確に伝え(約款への明記)、心理的な抑止力を働かせることが重要です。

スタッフには「仕事が増える」と思わせないよう、「有料化することで、横柄な客やトラブル客を減らし、みんなが働きやすい環境を作るための取り組みだ」という目的を共有することが、定着の秘訣です。

 

Web予約システムと地域密着型マーケティングの連動

 

どれほど良い車両とオペレーションを用意しても、お客様に知られなければ売上は立ちません。
現代において、電話予約のみで待っているのは機会損失以外の何物でもありません。

24時間365日、お客様がスマホから空車確認と予約ができる「Web予約システム」の導入は必須条件です。

システム導入により、営業時間外の予約を取り込めるだけでなく、電話対応の工数を劇的に削減できます。
さらに、集客面では「地域密着」を武器にしたWebマーケティングが効果を発揮します。

 

施策名 具体的なアクション 期待効果
MEO対策

(Googleマップ)

「地域名+レンタカー」で上位表示されるよう、Googleビジネスプロフィールを整備し、車両写真や料金表を掲載する。 「今すぐ近くで借りる」という緊急性の高い顕在層の獲得。
既存リスト活用

(DM・LINE)

過去に車検やオイル交換を利用した顧客へ、「格安レンタカー始めました」と案内を送る。 セカンドカー需要や、家族・友人の利用喚起。広告宣伝費ゼロでの集客。
店頭看板

(アナログ戦略)

「軽自動車 24時間 〇〇円〜」と大きく掲示し、通りがかりの住民に刷り込む。 Webを使わない高齢者層や、近隣住民への認知拡大。

 

特に強力なのが、MEO対策です。大手レンタカー会社は駅前や空港には強いですが、住宅街や郊外のエリア対策は手薄な場合があります。
地元の検索ニーズをしっかりと拾うことで、「大手より近くて安い」という独自のポジションを確立できます。

しかし、これらすべての準備(許可申請、車両調達、保険加入、Webシステム構築、集客対策)を、本業の合間に独力で行うのは、現実的には非常に高いハードルがあります。
そこで検討すべき有力なオプションが、すでに成功モデルが確立されているフランチャイズ(FC)への加盟です。次章では、その代表格である「ガッツレンタカー」について詳しく解説します。

 

事業拡大の強力なオプション!ガッツレンタカー加盟が選ばれる理由

 

前章まで、自社独自でレンタカー事業を立ち上げ、運営するノウハウを解説してきました。
もちろん、すべてを自前で構築することは不可能ではありません。

しかし、実際に動き出すと、許可申請の煩雑さ、専用システムの開発、そして何より「どうやって新規客を集めるか」というマーケティングの壁に直面し、頓挫してしまうケースが少なくありません。

そこで、既存の設備と技術力を活かしつつ、リスクを最小限に抑えて黒字化を目指すための戦略的なオプションとして、多くの経営者に選ばれているのが「ガッツレンタカー」への加盟です。
なぜ、単独経営にこだわり続けてきた職人気質の社長たちが、あえてフランチャイズ(FC)という選択をするのか。

その合理的な理由を、経営と現場の両面から解説します。

 

独力での新規事業立ち上げにおける「集客」と「システム」の壁

 

結論から申し上げますと、地方や郊外の整備工場が独力でレンタカーを始める際、最も苦戦するのは「集客」と「業務システム」です。

自社のホームページやブログで「レンタカー始めました」と告知するだけで、予約が殺到することはまずありません。
お客様が借りる際、検索するのは「地域名+レンタカー」や大手ポータルサイトです。

個店のサイトがそこに割って入るには、多額の広告宣伝費と専門的なWeb知識が必要です。

また、予約管理、貸渡証(契約書)の作成、顧客データの管理、請求書発行といったバックオフィス業務も、エクセルや紙の台帳管理では限界がきます。
ダブルブッキングのミスや、リピーター情報の管理不足は、スタッフの疲弊と顧客の信頼失墜を招きます。

ガッツレンタカーに加盟することで、これらの「見えない参入障壁」を一瞬でクリアできます。

  • 集客の自動化:本部が強力なSEO/MEO対策を行い、専用の予約サイトから24時間自動で予約が入る仕組みが提供されます。加盟店は「待ち」の姿勢で集客が可能です。
  • 基幹システムの提供:予約から返却、売上管理までを一元管理できる専用システムを利用できます。これにより、事務スタッフを新たに雇うことなく、既存の人員でフロント業務を回すことが可能になります。
  • 法務・保険のパッケージ化:難しい約款の作成や、レンタカー専用の保険加入も、スケールメリットを活かした有利な条件でパッケージ化されています。

 

本来であれば数年はかかる「仕組み作り」の時間を買い、初月からアクセル全開で営業できる点こそが、FC加盟というオプションを選ぶ最大のメリットです。

 

圧倒的な認知度を誇る「格安レンタカー」ブランドの活用メリット

 

お客様が初めて利用する店で商品を借りる際、そこには心理的なハードルがあります。
「安かろう悪かろうではないか?」「変な請求をされないか?」という不安です。

ここで威力を発揮するのが「ガッツレンタカー」というブランドの信頼感です。

全国に300店舗以上を展開し、テレビやメディアでも度々取り上げられる知名度は、地方の個人店にとって強力な武器になります。
「あのガッツレンタカーなら安心だ」という予備知識がある状態で来店されるため、接客や説明のコストが大幅に下がります。

また、ガッツレンタカーの代名詞である「24時間 2,000円(税抜)〜」という衝撃的な料金設定は、地域のお客様に強烈なインパクトを与えます。
自社ブランドでこの価格を打ち出すと「怪しい」と思われがちですが、ナショナルブランドであれば「企業努力による安さ」としてポジティブに受け入れられます。

 

比較項目 自社ブランド(独自開業) ガッツレンタカー加盟
集客力 認知されるまで数年かかる。広告費の持ち出しが必要。 オープン初日から本部サイト経由で予約が入る。
信用力 個人店としての信用のみ。法人契約の獲得が難しい。 全国チェーンの看板により、大手法人との契約もスムーズ。
価格競争力 安くしすぎると利益が出ない、または品質を疑われる。 「格安でも安心」というブランドイメージを活用できる。

 

さらに、このブランド力は本業の車検整備にも波及します。
レンタカーを借りに来たついでに、自分の車のオイル交換も頼みたい」「対応が良かったから、次の車検はここに出そう」というクロスセルが自然発生的に生まれます。

看板を変えるだけで、工場の間口が大きく広がるのです。

 

整備のプロが認める、中古車を宝に変えるガッツレンタカーのビジネスモデル

 

数あるレンタカーFCの中で、なぜガッツレンタカーが整備工場車検工場の経営者に選ばれるのでしょうか。
それは、ビジネスモデルの根幹が「中古車の再生と活用」にあるからです。

一般的な大手レンタカー会社は、新車をメーカーから仕入れ、数年で売却するサイクルを回します。
これには巨額の資本が必要です。一方、ガッツレンタカーは、低年式・過走行でもしっかりと整備された中古車を主力としています。

これは、まさに皆様の得意分野ではないでしょうか。

市場価値がゼロに近い下取り車や、オークションで安価に仕入れた車両を、自社の工場でメンテナンスし、ピカピカに磨き上げて商品化する。
整備を外注せざるを得ない異業種(ガソリンスタンド等)の加盟店と比較して、整備工場のオーナー様は、車両の仕入れ・維持・修理のすべてにおいて圧倒的なコスト優位性(費用削減力)を持っています。

例えば、代車として眠らせている車両をレンタカー登録に切り替えるだけで、その日から売上を生む資産に変わります。
また、お客様から「もう廃車にしようか」と相談された車を安く買い取り、レンタカーとして第二の人生を与えることも可能です。

このように、「技術力」と「設備」を持っている工場こそが、ガッツレンタカーのシステムを最も高収益に使いこなせるプレイヤーなのです。

代車コストを削減するだけでなく、それを収益の柱に変え、さらに地域一番店としてのブランドを確立する。
ガッツレンタカーへの加盟は、次世代へ工場を残すための、極めて理にかなった投資判断と言えるでしょう。

まずは資料を取り寄せ、ご自身の工場のシミュレーションと照らし合わせてみてはいかがでしょうか。

 

よくある質問

 

Q1. 長年無料で出していた代車を有料化して、本当にお客様は離れませんか?

A1. 単なる値上げとして伝えると反発を招きますが、「選択肢(オプション)」として提案すれば問題ありません。 本文でも触れた通り、「無料の従来型代車」と「有料だがきれいで新しいレンタカー」を並べて提示すると、多くのお客様が数百円〜千円程度の差額なら快適な方を選ばれます。また、「車検のお客様限定の特別割引」として提供することで、お得感を演出しつつ収益化することが可能です。

 

Q2. 白ナンバー(自家用車)のまま、保険会社に代車費用を請求することはできませんか?

A2. 原則として不可能です。 損害保険会社が正規のレンタカー料金(日額5,000円〜など)を支払うのは、法令に基づいた許可事業者が貸し出す「わナンバー」車両に限られます。白ナンバーの場合、支払われたとしてもごく少額の「わび賃(謝礼程度)」に留まるケースが大半です。また、反復して有償で貸し出す行為は「白バス・白レン行為」として違法になるリスクが高いため、経営の安全性を考えてもレンタカー登録を強く推奨します。

 

Q3. 今、工場にある代車をそのまま「わナンバー」に変更できますか?

A3. はい、可能です。 車両の状態が保安基準に適合しており、レンタカー用の任意保険に加入すれば、管轄の運輸支局で登録変更の手続きを行うことで「わナンバー」化できます。整備工場様であれば、事前の点検整備を自社で行えるため、非常にスムーズに移行できます。登録区分が「営業用」になることで、軽自動車税や重量税が安くなるメリットもあります。

 

Q4. 現場の整備士や事務員が忙しく、新しい業務を覚える余裕がないのですが……。

A4. そのような工場こそ、システム化されたフランチャイズへの加盟が有効です。 独力でやろうとすると、予約管理や契約書の作成などで現場が混乱しがちですが、ガッツレンタカーのようなパッケージ化されたシステムを導入すれば、予約受付から貸渡証の発行までが数クリックで完結します。「整備のついでに洗車」「納車のついでに配車」といった既存業務の延長線上で回せる仕組みを作ることで、スタッフの負担を最小限に抑えられます。

 

まとめ

 

本記事では、長年「コストセンター」として経営を圧迫していた代車を、整備工場の最強の「収益源」へと変えるための戦略について解説してきました。

重要なポイントは、代車のレンタカー(わナンバー)化は単なる「有料化」ではないということです。
それは、お客様に「安心で快適な車」という新たな価値を提供し、同時に「法令遵守」と「損保への正当な請求」によって工場の経営基盤を盤石にするための必須条件です。

整備技術という圧倒的な強みを持つ皆様にとって、中古車を活用して利益を生み出すレンタカー事業は、まさに理にかなった勝ち筋と言えるでしょう。

「お客様が離れるのではないか」「手続きが面倒だ」という不安もあるかもしれません。
しかし、適切な料金設定と誠実な案内があれば、顧客はむしろ品質の高いサービスを選びます。

そして、もし集客やシステム構築にハードルを感じるなら、すでに成功法則が確立されている「ガッツレンタカー」のようなフランチャイズを活用することも、賢明な経営判断の一つです。

まずは、現在保有している代車の維持費と、それがすべて収益に変わった時の利益をシミュレーションしてみてください。
その数字の差こそが、あなたの工場の「伸びしろ」です。

次世代へ続く強い工場を作るために、今日から「攻めの代車戦略」へと舵を切りましょう。

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オーナーインタビュー

レンタカー事業参入のきっかけや成功の秘訣をガッツレンタカーオーナー様に詳しくお聞きしました。

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